わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【土岐市】穴弘法

【土岐市】穴弘法

高山梅園で梅を楽しんだあと、さていよいよ高山城跡へ…と思ったら、その手前でこんな看板を見つけました。穴弘法(あなこうぼう)への遊歩道。
穴弘法…?と不思議に思っていたら、同行していた妹が「知らないの?」とビックリしていたくらい、土岐市では有名な観光スポットのようです。

【土岐市】穴弘法

ただ、妹も「ここから繋がっているとは知らなかった!」と言っていました。
下にちゃんとした入り口があるみたいで、普段はそちらから行くんだそう。この遊歩道は通った事がないというので行ってみることに。私も穴弘法って見た事ないし。

【土岐市】穴弘法

落ちたら普通に死ぬくらいスゴイ道だった

そしたらこの遊歩道、めちゃめちゃ急で一歩間違えたら普通に転げ落ちるくらい険しい道だった…。可能であれば、下ルートで普通に行く事をおすすめします。
陶史の森とか実家の裏山とか、山道にはどちらかというと慣れているほうだと自負していますが、さすがにこの遊歩道はすごかったです。しかもこの日、雨が降った翌日で少し濡れて滑りやすかったので、ヨチヨチしながら降りていきました。

【土岐市】穴弘法

距離でいうとそんなに長くはないんですが…。途中まで降りていくと、穴弘法がだんだん見えてきました!

【土岐市】穴弘法

転げ落ちる事なく無事に到着。

穴弘法(あなこうぼう)とは?

岐阜県土岐市土岐津町高山南宮神社奥にある、穴弘法。土岐市観光協会の説明によると、

穴弘法は戦国時代にこの地で命を落とした人々の霊を弔うために元禄元年に開創された「慈光院梵燈寺」の跡です。岩肌に穴を掘り石仏を納める様式は鎌倉時代の「やぐら」に類似し、古くは高山城の武将の墳墓が存在したと推定されます。

と、ありました。特にここが有名なのは、秋の紅葉です。
100地蔵ともみじがライトアップされると、とても幻想的な風景がそこには広がります。

【土岐市】穴弘法

お地蔵さんがいっぱい。そして、穴の中にいるお地蔵さんも。そういえばこんな風に穴の中にいるお地蔵さんって初めて見たかも知れません。

【土岐市】穴弘法

そこそこ広いので全景を映す事が難しく、お見せできないのがとても残念なのですがお地蔵さんの数がとにかく多かったです。

【土岐市】穴弘法

この時、たまたま人がいなかった事もあるんですが、ものすごくシーンとしていて、とても静かでした。なんだか、ここだけ別世界というか、なんとも表現するのが難しいほど不思議な空間だったなあ。

【土岐市】穴弘法

紅葉の季節でなくても、新緑の季節に訪れてもよさそうです。

【土岐市】穴弘法

穴弘法 もみじと100地蔵のライトアップは例年11月中旬以降、紅葉のピークにあわせて開催されるみたいです。池に映える逆さ紅葉がとても美しいんだとか。
今年の開催時期までに新型コロナウイルスが落ち着いていますように…。まだ一度も見た事がないので、ぜひ見てみたいです。

土岐高山城・下街道高山宿
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