恵那川上屋の鮎菓子、太公望(たいこうぼう)です。
岐阜銘菓でもある鮎菓子、恵那川上屋ではなぜこのような名がついているのでしょうか?公式サイトによると、
日本では古くから、釣り人のことを太公望と呼んでいました。鮎掛けが盛んな岐阜県美濃地方では、渓流釣りにいそしむ太公望の姿が夏の風物詩。
とのこと。パッケージにも釣り人の絵が描かれています。あれ、という事は鮎ではなく釣り人が主役のお菓子?
ポッテリとしたフォルムの鮎。なんだか表情もちょっとコミカルです。
鮎菓子は基本的にどこのお店もそうだと思うのですが、若鮎に見立てたやわらかな生地で求肥を包み込んでいるお菓子です。
でも、その鮎の表情だったり中に入っている求肥だったりに、それぞれのお店の特徴が出ていたりします。
恵那川上屋さんの場合は…もちろん!栗!
刻んだ栗とこしあんが求肥にくるんと包まれていました。これはこれで、新しい鮎菓子って感じ!夏っぽいのに、ほんのりと秋も楽しめてしまう(笑)。
全体的にとてもアッサリとしている鮎菓子だな、と感じました。求肥もみずみずしくはあるのですが、実はそれほどモチモチはしておらず、サラリとした食感。皮もパンケーキみたいな滑らかさなんですよねえ。食べ比べてみると違いがちゃんとあって面白いなあ。