わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【メロンの断面図】カナリアンメロン

【メロンの断面図】カナリアンメロン

私が子供の頃、祖母は畑でいろんなものを育てていて、野菜はもちろんの事、果物も割といろんなものを育てていたように記憶している。
今みたいにいろんな品種が次々と登場しているような時代ではなかったので、記憶に残っているものは酸っぱかったり、苦みがあったり、ガリガリに硬かったり、でも、どこか懐かしい味わいのものばかりだったように思います。

私にとってメロンというものは、高級なマスクメロンのように果肉がジュルリと柔らかく、喉が焼けるように甘いメロンではありません。瓜のように硬い食感でほんのりを甘いメロンが私にとってのメロンなのです。

という訳で、こちらのメロンを購入しました。秋田県産のカナリアンメロンです。JA秋田やまもとのもの。
メロンはメロンでも、この手の瓜っぽい硬い食感のメロンはスーパーでも比較的お手頃価格で手に入ると思います。大体、1玉で1000円しないくらい。でもサイズがすごく大きくて食べごたえがあるのでコスパはかなり高いと思います。

【メロンの断面図】カナリアンメロン

カナリアンメロンの断面図

カナリアンメロンの断面図。
購入した時点では、カナリアメロンだと思っていました。外皮が黄色く、鳥のカナリアのような色をしているのでカナリアメロン。…と、いう品種のメロンがあるのですが、こちらのカナリアンメロンというのは秋田県で開発され、主に秋田県でしか栽培されていないよう。なかなか貴重なメロンです。
網目模様がないノーネットタイプのメロンになります。カナリアメロンと、カナリアンメロンを比較してみると、

カナリアメロン→果皮の色が黄色・緑色、ラグビーボール型、果皮の表面にうねりがある
カナリアンメロン→果皮の色は黄色、球型(まんまる)、果皮の表面にうねりはなくなめらか

上記のような違いがありますが、類似品種のようです。カナリアンメロンも、カナリアメロンとして流通することもあるみたい。また、果肉の色はどちらも白色。

カットしてみると果汁があまりないように最初は感じられましたが、食べてみると口の中でジュワッと果汁が広がりました。そして、その果汁は甘い。マスクメロンのような濃厚な甘さではありませんが、パクパクと食べ続けられるようなスッキリとした甘さです。うーん、好き!

私と同世代かそれ以上の世代の方にとっては、子供の頃に食べたメロンってこれだったなあ、っていう感じ?キンショーメロン(キンショウメロン)や、ハネデューメロンが好きな方はこのカナリアンメロン絶対好きだと思いますよ。