8月は猛暑の一言で終了しました。
私が住んでいる岐阜県土岐市のお隣、多治見市は日本で一番暑い場所としてよく夏になるとニュースで気温が取り上げられたりするのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
土岐市も例に漏れず、熱中症になってもおかしくないほどの猛暑です。雨が降ると非難するためによくうちの敷地に現れていましたが、暑すぎる日もうちの敷地に現れては日陰を探してお昼寝をしているようでした。
先月に引き続き、最近のお気に入りのお昼寝スポットのひとつ。
あまりの暑さにお腹まるだし。猫は「寝る子」と書いて猫と読む、とも言われるほどよく寝る動物ですが、おチビは大丈夫なのか、とこちらが心配になるほど昼間はずーっと寝ています。敷地のあちこちに猫がコロコロ落ちていて、遠目に見ると死んでるんじゃないかと思うくらいクッタリしているのでドキドキしながらいつも生存確認をしに行っていました（笑）。
それでも、タイミングよく母猫（みーちゃん）に遭遇すると、駆け寄って行ってこんな風にくっついて寝てたりもします。暑いのに。
（※普段は割と別々行動をしています）
猫の熱中症対策で、敷地のあちこちにお水を置いたり、冷たいタオルでたまに体を拭いてあげたりもしていたのですが、珍しくみーちゃんがこんな風にジッとして動かない日もあったりして本当に心配しました。
「明日もこんな調子だったら動物病院に連れて行こう」と何度思った事か。日によって調子が変わるみたいで、元気に遊び回っている日もあれば、こんな風にまるまっている日もあったり。
（左に見切れているのは心配して寄ってきたトラちゃん）
いつもはお母さんにベッタリ甘えているおチビも、みーちゃんの調子がなんとなく悪い日はわかるのか、いつもとは逆に自分の肩をそっと貸したりする日も。
みーちゃんも遠慮なくそっと寄り添っています。
ああ、親子なんだなあ…と、なんか涙が出そうになる猫おばさんです。うう。
早朝や夕方の涼しい時間帯になるとちょっと回復するみたいで、畑のほうに出てお腹を地面にくっつけて体を冷やして体温調節をしていたりも。
みーちゃんの真似をしているのか、最近は遠慮なく私の足の上に座るおチビ。
畑でゴロゴロしたり、バッタを捕まえたり、夕涼みをしています。
トンボ、バッタに続いて最近はカナブンを捕まえる事が出来るようになりました。
狩りもだいぶ上手になったねえ。
先月のまとめの最後で少し書いたんですが、みーちゃんがどこかで出産したらしい赤ちゃん猫たちは残念ながら私の手では保護する事が出来ませんでした。
猫は一度に沢山の赤ちゃん猫を産みますが、特にこういう田舎だとカラスや他の動物にやられてしまったり、交通事故にあったり、そもそも出産時にもうダメって事も多いんだそうです。
猫は年に数回の発情期を経て出産を繰り返すので、このままだとまた秋頃にみーちゃんがお母さんになる可能性が非常に高いです。母猫にとっても体の負担が大きいですし、赤ちゃん猫がせっかく生まれても次々と死んでしまうのは悲しい。かといって沢山増えすぎても…と色々考えた結果、みーちゃんの避妊手術を考えています。
赤ちゃん猫を保護しようと考え始めた時に、地域猫や保護猫の活動をされているボランティアさんや、動物病院などあちこちに問い合わせをして相談に乗って頂き、この地域では田舎なのでまだ浸透してないんですけど「さくらねこ TNR」という考え方に辿り着きました。
これについては話が長くなりますし、人それぞれの考え方があると思うのでここでは詳しく触れずにいずれ別記事で書きたいな、と思ってます。
（気になる方は地域猫、さくらねこ、TNRで検索してみてください）
メス猫の避妊手術をするには出産後、母猫の体力回復を待つ為に2ヵ月間くらいは待つ必要があるため、実行するとしたら来月以降になると思います。
それまでにやらなくてはいけない事がいっぱいあるので、ちょっと忙しくなりそうです。また、野良猫とは言え、みーちゃんは女の子なので、一応プライバシーも考慮して今後はこれまでのようにTwitterやこのブログで紹介する事は控えようかな、と思ってます。
今月までに撮影した写真のストックはいっぱいあるので、それらを小出しにする事はあると思うんですけど、まずはみーちゃんとおチビが元気に過ごしてくれる事を優先にしていきたいな、と思ってます。
