桃の水、と書いて、とうすいと読む桃です。
桃水は品種名ではなく商標となります。株式会社イシドウという種苗業者により、川中島白桃の実生より選抜育成された桃で、高糖度になる極晩生種の桃として知られています。
桃水の断面図はこんな感じ。不思議なことに、この桃の果皮の色は袋掛けしないで栽培をし、日光に当てた状態だとあまり着色はしないんだそう。また、袋掛けをすると淡い紅色に色付くんですって。普通、逆ですよねえ。
今回入手した桃水は、果皮は淡いクリーム色にほんのりと紅がさしたような優しい色をしていました。で、果肉はクリーム色かな。種まわりは真っ赤です。
ゴリゴリに硬かったのですが、桃水というだけあり果汁はしっかりと感じられました。酸味もえぐみもなかったなあ。