真美（まみ）という、まるで人の名前のような可愛いらしい名前の桃を入手しました。
苗木を販売しているメーカー、イシドウさんのオリジナル品種のようです。イシドウにおいて、川中島白桃×あかつきの交雑実生より育成した品種となります。
真美の断面図。
大きさは平均的なサイズで300g位の中玉から大玉傾向にあるとのこと。私が入手した真美もかなり大きな桃でした。
特筆すべきは、果肉の色ですね。クリーム色がベースとはなっているのですが、かなりピンク色でかわいい。種まわりが特に赤く染まっていました。
硬めの食感の桃で、熟す前のメロンとか柿くらいの食感だったかな。
桃（もも）にまつわるちょっと面白いエピソードがあるのですが、桃の語源は諸説あり、そのひとつに「真実（まみ）」より転じたとする説があります。
（他には実の色から「燃実（もえみ）」より転じたとする説、多くの実をつけることから「百（もも）」とする説など）
もともとの桃の語源かも知れない真美が、今の時代の桃の名前のひとつになっているって、ちょっと面白いですよね。
