わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【林檎の断面図】サンつがる

【林檎の断面図】サンつがる

ちょっと前なんですけど、長野県に遊びに行った知人にお土産で貰ったりんごです。やっぱ産地なので安かったらしい。でも今年はりんご、不作なんですって。

【林檎の断面図】サンつがる

サンつがる
青森県で生まれたつがるですが、現在は長野県でも多く栽培されています。岐阜県は近いからなのか、長野県産のつがるをよく見かけるかな。つがる、という品種のりんごを袋掛けしないで栽培したものがサンつがるです。

【林檎の断面図】サンつがる

交配親はゴールデンデリシャス×紅玉、少し硬めでシャキシャキした食感とか、ほんのり感じる酸味などは親の特性を引き継いでいるなあと思いますね。

【林檎の断面図】サンつがる

サンつがるの断面図

サンつがるの断面図はこんな感じ。果肉は白に近いけれど、ほんのりとクリーム色です。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

富有柿(ふゆうがき)
今年も始まりました、富有柿。だいたい11月中旬頃から12月頃に出回る品種です。富有柿の発祥の地は岐阜県。なので、当たり前ですが岐阜県に住んでいると地元・岐阜県産がよく出回ります。あとは奈良県でもたくさん栽培されているかな。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

過去の記事でも書いた事があるのですが、富有柿の特徴のひとつがこのまんまるな形です。柿の断面図を見るまでもなく、外見で判断できちゃいます。それから、富有柿はほとんど種が入っていて、購入してから数日おいておいてもあんまり柔らかくならないですね。サクサク食感が特徴的な柿となります。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

富有柿の断面図

富有柿の断面図。可愛い。
ちなみに、これ種なしだった訳ではなくて、この反対側にちゃんと種がありました。ちょうどこの線のところにはさまってる感じだった。サクサク食感が心地よく、甘さもちゃんとある柿でした。美味しかった!

【桃の断面図】花えみ

花えみ

花えみ

花えみ
初めて食べる品種の桃です。花えみ。果樹苗木生産販売をしている、株式会社イシドウのオリジナル品種で、公式サイトにはNEWのマークがついていました。

【桃の断面図】花えみ

花えみの断面図

花えみの断面図がこちら。イシドウのHPにしか情報がほとんど無いんですけれど、花えみは山梨県で偶発実生により発見された品種なんだそうです。あ、開発された訳じゃないのね。まんまるとした形をしており、果皮は全体的に濃紅色でした。でも、断面図を見ての通り果肉は白色なのです。
果肉はカリカリ食感。皮離れがあまりよくなかったので、皮ごと食べました。酸味はなく甘かったですね。香りも果汁も少な目で、なんだかりんごのようでした。

【柿の断面図】たねなし柿

【柿の断面図】たねなし柿

和歌山県産 たねなし柿
商品名としてはたねなし柿、と記載があって販売されていたのですが、品種名の記載はありませんでした。JAグループ和歌山・JA和歌山県農の柿です。

【柿の断面図】たねなし柿

引っ繰り返すと、こんなにオレンジ色。ギャップがすごい。

【柿の断面図】たねなし柿

たねなし柿のこのスジがなんか模様みたいで好きで、つい上下に半分にカットしてしまいます。実際は縦にカットしたほうが皮も剥きやすいです。

【柿の断面図】たねなし柿

数個入りで袋に入って販売されていた、こちらのたねなし柿。和歌山のたねなし柿で秋バテを乗り切ろう!とキャッチコピーまでついておりました。どういう事だ?と思ったら、私がその昔に資格を取得した、日本スーパーフード教会認定の柿のようです。ビタミンCが豊富なので、栄養機能食品ということになるらしい。

【柿の断面図】たねなし柿

なんかパッケージもオサレ

これがその袋。柿レスキューって書いてありました。柿のデザインってなんかオサレ系が多いような気がします。

栗の皮を簡単に剥く方法

栗の皮を簡単に剥く方法

思いがけず、知り合いから大量に栗を頂いてしまいまして、数年ぶりに栗の下処理をする事になりました。そういえば昔、市場で働いていた頃にやったよな~、と思って過去の記憶を漁ってみたのですが割と適当な下処理で済ませてしまっていたので、令和の時代ですし(?)新たに動画などで栗の下処理について学習し、一番簡単そうな方法で今回はチャレンジする事に。

岐阜県は栗の産地でもあり、この時期は和菓子屋さんに栗きんとんが一斉に並びます。また、自宅に栗を植えている人も多いので、栗仕事をする人も多いんじゃないかな。
子供の頃はよく亡くなった祖母が栗を茹でてくれて、栗きんとんにしたり栗ごはんにしたり、栗を食べる機会が多かったですね。

栗の皮を簡単に剥く方法

まずは栗を洗いつつ、水をためたボウルに入れて栗が浮いてこないかチェックします。虫食いなどで中身がスカスカな栗はここで浮かんでくるんだそうです。画像の一番右の栗がそうですね。

栗の皮を簡単に剥く方法

その後、こんな風に栗をぐるりと一周するような形で切り込みを入れていきます。こうすると、鬼皮も渋皮もスルスルと剥けるんだそうです。ただ、慣れるまで包丁でぐるりと一周切り込みを入れるのが大変で、下手すると滑って指を切りそうになったので注意が必要かな。

栗の皮を簡単に剥く方法

で、茹でる。そんなに長時間煮込んだりする必要はなくって、あくまでも皮を剥く為の下処理なので、軽く茹でるだけでOKです。このあと、私は栗ごはんに使う予定でしたので、その時にまた加熱はされますしね。

栗の皮を簡単に剥く方法

5分~10分ほど茹でて、こんな風に少し隙間が見えてきたらお湯から引き揚げる。で、アツアツの状態でこの切り込みからガンガンと皮を剥いていきます。軍手をはめて作業をしてもいいですし(熱いので)、指が痛くなってくるのでフルーツナイフなど皮をひっかけやすい道具を使ってもいいんじゃないかな。

栗の皮むきに苦戦していたところ、母が通りかかり「100均に栗の皮を剥く道具があるよ!」と教えてくれました。が、シーズン真っ只中だからなのか、完売!
いつかまた見かけた時にでも買ってみたいですね。

栗の皮を簡単に剥く方法

普段やらない作業=慣れていない作業という事もあり、お弁当箱サイズのタッパーの量ですが半日かかってしまいました…。疲れた…。でも思ってたよりはキレイに皮も剥けた!栗きんとんとか、形を気にしなくていいのであれば最悪スプーンでほじくって中身を出せばよいだけですし。栗って意外と、下処理簡単です。お料理、ド素人の私でも出来たから大丈夫だよ~!