わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【桃の断面図】夢あさま

【桃の断面図】夢あさま

夢あさま、という桃を食べました。
名前からわかる通り、この桃は浅間白桃(あさまはくとう)の枝変わりとして発見され、その後、この桃の特性が安定していることを確認、育成完了したという桃です。

【桃の断面図】夢あさま

浅間白桃に比べて花粉が多く豊産性であるため、桃農家さんにとっては栽培しやすい品種と言われています。桃のサイズも大玉傾向にあり、色づきもよく見栄えがよいので高級な贈答用の桃として出回る事も。

まさに夢のような浅間白桃、夢あさまなんですね。

【桃の断面図】夢あさま

ちょうど食べごろ、完熟した状態で皮を剥いたので、残念ながら桃の断面図はうまく撮影できなかったのですが…。
皮を剥く前、桃の外皮からすでに甘くてよい香りが漂っていました。触った感じは柔らかかったのに、種まわりはサクサクと硬い食感も残っていて、果肉はブリブリと食べごたえがあるそんな食感。

【桃の断面図】夢あさま

夢あさまの断面図

全体的にとても甘い桃でしたが、なんというか濃厚な甘さではなく、まったりと甘い感じです。酸味やえぐみなどもなく食べやすい事は食べやすいのですが、大玉なので食べ終わる頃にはちょっと単調に感じてしまうかも。もうひとまわり小さくてこの甘さだったら、もしかして「あー、桃食べた!」っていう感想のまま食べ終える事が出来たのかも知れません。