わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【桃の断面図】紅くにか

【桃の断面図】紅くにか

紅くにか(べにくにか)という桃です。これは2~3年くらいぶりに食べました。

【桃の断面図】紅くにか

紅くにかは、紅錦香(くにか)という桃の早生系を選抜育成したものです。なので、「紅くにか」としては品種登録はされていません。
その元となっている紅錦香(くにか)は、長野県で野池今朝喜氏が発見し育成した品種。紅錦香は野池白桃の枝変わりとして1990年に品種登録されています。

全部漢字で書くと「紅紅錦香」なんですが、ちょっと読みにくいから「紅くにか」なのかな?

【桃の断面図】紅くにか

紅くにかの断面図

紅くにかの断面図はこちら。果肉はクリーム色、種まわりが赤く染まっているのですが、この桃はどうも変色(褐色)しやすいような気がしました。

【桃の断面図】紅くにか

全部カットして皮を剥いた様子がこちら。少し、クリーム色から黄色がかっているのがわかるかな?色は少し変わっても味は別に変らないです。果汁多め、そして、とっても甘い!

【桃の断面図】紅くにか

果肉は溶質で、とても柔らかかったです。繊維少な目ってネットに書いてあったけど、私が食べた紅くにかはこんな感じでめちゃんこ繊維質でした。美味しかったな、この桃。基本的には紅錦香とほぼ変わらないのですが、私は個人的に紅くにかのほうが好きかな。