わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

岐阜県産の富有柿(ふゆうがき)です。

岐阜県と言えば富有柿、というほど、岐阜県出身の私にとっては子供の頃から食べていた柿と言えば富有柿ですかね。
富有柿の発祥の地として知られている岐阜県ですが、今はスーパーどこに行っても富有柿がコロコロ転がっています。。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

柿にもいろんな品種があるのですが、富有柿を見分けるポイントのひとつに形が丸っこいというのがあります。上から見るとすぐにわかるくらい、まんまる。
今回はたまたまですが、とても立派な富有柿を入手する事ができました!こんな風に果肉がモリモリと盛り上がっているのです。すでに美味しそう

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

柿は大ざっぱにわけて甘柿と渋柿にわけられるのですが、富有柿は甘柿の王様と言われています。甘みが強く、果肉はどちらかというと柔らかめ、口の中に入れるととろんととろけるような食感が楽しめる柿なんです。

個人の好みもあると思いますが、私は柿は柔らかめの食感が好みなので、それもあって富有柿のファンなのです。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

富有柿の断面図

富有柿の断面図です。
種は少な目。小さなサイズの富有柿の場合は種が入ってないこともありました。とっても甘く、どれを食べてもハズレがないって感じで美味しい。

はー、やっぱ富有柿大好き! 産地は全国的に分散されていて、奈良県や福岡県でも多く栽培されているのですが、私のまわりではやっぱり地元である岐阜県産が多く出回っていますね。少し柔らかめの食感が好み、という方はぜひ一度この富有柿を食べてみてください。

【林檎の断面図】シナノゴールド

【林檎の断面図】シナノゴールド

久しぶりに黄色のりんごを購入しました!長野県産シナノゴールドです。
うちの母はいつも赤いりんごばっかり買っているので、たまには黄色のりんごでも買ってみたら?と提案してみたところ、なんとなくのイメージで甘くないかも…と思い込んでしまっていて、これまでもなかなか買う機会がなかったんだとか。
だったら、王林とかシナノゴールドはハズレがないからいいと思うよ~、とアドバイスして購入したりんごがこちらのシナノゴールドとなります。

【林檎の断面図】シナノゴールド

シナノゴールドはその名の通り、長野県で誕生したりんごです。食感は割とシャキシャキとしていて、歯ざわりがとてもよくこの食感のファンも多いんじゃないかな。
ゴールデンデリシャス×千秋の交配で誕生し、1999年に品種登録されました。
長野県のリンゴ3兄弟のひとつに選ばれているので、黄色い系のりんごとしては割と幅広く出回っているんじゃないかなあ。

【林檎の断面図】シナノゴールド

シナノゴールドの断面図

外皮は黄金色のような黄色、そして果肉は真っ白。果点も少な目で全体的に美しいなあ、と思える見栄えのりんごちゃんです。先に書いた通り、シャキシャキ食感に加えて甘さがしっかりとあるものの、酸味もキッチリ持っているのでなんというか後味がすごく爽やかなんですよねえ。

なので私はシナノゴールド、そのまんま食べるだけではなく細かく刻んでサラダに混ぜたり白菜の浅漬けに加えてみたりと、料理にも取り入れてたりします。意外とこの甘さがよいアクセントになって、そんなに違和感がないんですよ。

【林檎の断面図】サンふじ

【林檎の断面図】サンふじ

毎年長野県の安曇野までりんごを買いに行く、という両親の知り合いの方がいるのですが、いつもうちの家族も一緒に買って来て貰えるようお願いしているんだそう。
先日たまたまお会いした時にりんごの品種は何を選ぶのか聞いてみたところ、サンふじ一択なんだと仰ってました。

そして先日、長野県からの帰り道にりんごを山盛りで届けてくれたのがコレ。

【林檎の断面図】サンふじ

サンふじです。
品種はふじですが、これは袋掛けをしていないのでサンふじとなります。

ふじは国内での生産量ナンバー1、国内どころか世界中で栽培されていて、海外でも普通にマーケットに並んでいるりんごです。国内での産地も幅広く、長野県だけではなく青森県岩手県など全国あちこちで栽培されているので、産地のリレーという形で長い間楽しめるのも人気の理由なんじゃないのかな。

【林檎の断面図】サンふじ

サンふじの断面図(蜜入り)

甘みも酸味も兼ね備えている上に、果汁もあって食感もよい。人気が出ない訳がありません。また、蜜入りしやすい品種ですので、袋掛けしないで育てるとこの通り、まるで花火のように中央から散らばった蜜がしっかりと確認できました。

ふじは国光×デリシャスの交配で誕生した品種。先に書いた通り、世界中で栽培されているので最も知名度のあるりんごと言ってもいいと思います。
貯蔵されたものも含めると、ほとんど1年中手に入りやすいので常に価格も安定しているんじゃないかな。可能であればお住まいの地域から近い産地のものを選んでみてください。旬の味を楽しめると思いますよ。

【林檎の断面図】サンふじ

サンふじのりんごジャム

後日談。
農家さんから買った訳ありのサンふじを使ってりんごジャムを作ったから、と、お裾分けまで頂いてしまいました。レシピを伺ったところ、りんごはすりおろしにせず、小さめの角切りにするのがポイントなんだそうです。食感を残す為なのかな?りんご、砂糖、レモン汁であとはコトコト煮込むだけ。

【林檎の断面図】サンふじ

砂糖の配合バランスが絶妙なのか、甘すぎないからパクパク食べられてしまう…。お正月の栗きんとんみたいな感じで、これだけスプーンですくって食べてもちっともくどくないの!毎朝のトーストにのっけて食べているのですが、ジャムというよりコンポートっぽい感じです。

今日の畑仕事(12月5日)

今日の畑仕事(12月5日)

前回、張り切って葉牡丹とパンジーを植えたのですが、意外とスカスカで花壇がまだ物足りないよね、って事になり、前回とは違うホームセンターへ行って追加で葉牡丹と花の苗を買って来ました。

今日の畑仕事(12月5日)

お花はうちの母担当。今回はパンジーではなくビオラ。そしてこれはデイジーなのかな?なにやらオレンジ色の大きなお花を購入。

今日の畑仕事(12月5日)

私は相変わらず葉牡丹です。ホームセンターによって取り扱っている種類が違うので、使い分けするといいかも。私は今回も小さめサイズを買っちゃったんですが、畑にドーン!と植えるような大きなサイズの葉牡丹が充実していました。

今日の畑仕事(12月5日)

はい、植えてみましたー。寄せ植えみたいにもう少し詰めて植えようか悩みましたが、まあでも花壇だし…と思って、大きく成長してくれる事を祈って隙間をあけて植えてみました。これは葉の先がギザギザになっているタイプの葉牡丹でした。
中央の葉牡丹だけ、色が少し黒っぽくて個性的だったのでアクセントにしようと思ってド真ん中に植えてみたよ。寄せ植えとかもこんな風に、中央にアクセントになる葉牡丹を持ってくるといいみたい。

今日の畑仕事(12月5日)

こちらはまんまるなタイプの葉牡丹です。
バラとはちょっと違うなあ、なんかCHANELのカメリアみたいな可愛いらしさのあるまんまるな葉牡丹。手前はミニミニサイズが5個くっついてひとつの苗でした。確か198円くらい?奥の3個は少し大きなサイズで98円。
同じ形の葉牡丹でもサイズ違いで寄せ植えすると可愛いと思います。

今日の畑仕事(12月5日)

全体像はこちらです。左側が前回植えた分、右側が今回植えた分になります。だいぶ埋まって来たけれど、まだまだだなあ。

今日の畑仕事(12月5日)

母が担当した別のエリアの花壇はこんな風になりました。写真だけ見てるとここだけ春みたいな色合いですね。

今日の畑仕事(12月5日)

このオレンジの花、なんだっけ…デイジーだったと思うのだけれど。
他にピンク色の小さなポンポンみたいなデイジーもあって、それはまた別のエリアに植えました。

今日の畑仕事(12月5日)

で、苗を植えた翌朝ものすごい霜がおりてしまったので、慌てて藁を敷き詰めて防寒対策をしたのでした。並べて植えてたおかげで敷きやすかった。
この時期に売られている苗なので、まあ寒さには強いのかな?とも思うんですが、あまりにも霜に囲まれてて寒そうで可哀想だったので…。

今日の畑仕事(12月5日)

どれくらいの期間、咲いてくれるものなのかよくわからないのですが、お正月までは咲いてくれてるといいかなあ。もう少し植えたいので葉牡丹の話が続くかも知れません。憑りつかれたように葉牡丹を求めている私。

 

danmenzukan.hatenablog.com

 ↑前回の畑仕事についてはこちらをご覧ください

【林檎の断面図】清明(せいめい)

【林檎の断面図】清明(せいめい)

清明(せいめい)という、とても栽培量が少ない品種。私も数える程度しか食べた事がなく、まさか地元で手に入るとは思っていませんでした。
スーパーではまず手に入らないと思うので、農家さんの直売所とか産地の道の駅とかではないと入手できないんじゃないかな。

出回る時期としては10月上旬~11月上旬頃。ゴールデンデリシャス×ふじの交配で誕生しました。

【林檎の断面図】清明(せいめい)

色鮮やかな紅色の外皮に、カワイイ果点がポツポツと。小さな水玉のようで可愛いらしいです。本当はもうちょっと縞模様が見える特徴があるんですけれど、私が手にした清明はとても真っ赤に染まっていました。軸も太くて立派です。その軸までちょっと赤くなっているところがまたカワイイ。

【林檎の断面図】清明(せいめい)

清明(せいめい)の断面図

清明の断面図です。
中心部分がほんのりと黄色になっていますが、全体的に蜜入りしているかというと、そうでもないかな。果肉はほんのりとクリーム色。

【林檎の断面図】清明(せいめい)

でね、この清明なんですが…めちゃめちゃ甘かった!
酸味が少ないので甘さが際立ちやすい品種ではあるのですが、ここまで甘いとは、と改めてビックリするほど甘かったです。初めて清明を食べた、という家族も「すごく美味しい」と驚いてました。

というのも、スーパーで普通に買った別のりんごがたまたま家にあったんですけど、残念ながらそのりんごはちょっと味がボケてて甘さも酸味も感じられなかったんですよね。それに比べてしまった、というのもあるんですけど、それでも清明は本当に美味しい林檎です。もっと広まって欲しいんだけど、栽培量が少ないから難しいよねえ。残念だなあ。