わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【林檎の断面図】清明(せいめい)

【林檎の断面図】清明(せいめい)

清明(せいめい)という、とても栽培量が少ない品種。私も数える程度しか食べた事がなく、まさか地元で手に入るとは思っていませんでした。
スーパーではまず手に入らないと思うので、農家さんの直売所とか産地の道の駅とかではないと入手できないんじゃないかな。

出回る時期としては10月上旬~11月上旬頃。ゴールデンデリシャス×ふじの交配で誕生しました。

【林檎の断面図】清明(せいめい)

色鮮やかな紅色の外皮に、カワイイ果点がポツポツと。小さな水玉のようで可愛いらしいです。本当はもうちょっと縞模様が見える特徴があるんですけれど、私が手にした清明はとても真っ赤に染まっていました。軸も太くて立派です。その軸までちょっと赤くなっているところがまたカワイイ。

【林檎の断面図】清明(せいめい)

清明(せいめい)の断面図

清明の断面図です。
中心部分がほんのりと黄色になっていますが、全体的に蜜入りしているかというと、そうでもないかな。果肉はほんのりとクリーム色。

【林檎の断面図】清明(せいめい)

でね、この清明なんですが…めちゃめちゃ甘かった!
酸味が少ないので甘さが際立ちやすい品種ではあるのですが、ここまで甘いとは、と改めてビックリするほど甘かったです。初めて清明を食べた、という家族も「すごく美味しい」と驚いてました。

というのも、スーパーで普通に買った別のりんごがたまたま家にあったんですけど、残念ながらそのりんごはちょっと味がボケてて甘さも酸味も感じられなかったんですよね。それに比べてしまった、というのもあるんですけど、それでも清明は本当に美味しい林檎です。もっと広まって欲しいんだけど、栽培量が少ないから難しいよねえ。残念だなあ。