土岐市にただひとつしかない、土岐市駅です。
学生の頃から通学や遊びに出かける際によく利用していた駅なので、なんの疑問も持った事がなかったのですが、「土岐駅」ではなく「土岐市駅」なんですね。
(※開業した当初は土岐津駅でしたが、1965年に土岐市駅に名称変更しています。)
これを市駅と言います。じ市内にある同じ名前の別の駅と区別する場合や、広域的な地域名と同じ場合に市駅が用いられるそう。
土岐津駅の時代に新土岐津駅(駄知鉄道)があったから…とかなのかな?
私にとってとても馴染み深い土岐市駅ですが、今年の3月に大幅なリニューアルが完了しました。ちょうど私が土岐市に戻って来た頃の話で、久しぶりに降り立ってみてビックリ!昔の面影がないほど綺麗になっていたのです。
昔はこのへん(ロータリーの真ん中あたり)、大きな時計とかなんかモニュメントとかがあって、人が行き来出来てたような記憶がうっすらと。今は駐車場になっていました。最初の30分は無料なので、送り迎えの時にここを利用するといいのかな?
駅前にあった本屋さんやお土産屋さんだったのかな…謎のお店が入ってたビルなどは取り壊しをされたのかなくなりました。
電車が来るまでの時間潰しにちょうどよかったんだけどなあ。
夏頃には昔からあった2階建の自転車の駐車場(駐輪場)もリニューアルしています。
駅前ロータリーに沿ってグルリと一周してみましたが、こんな風に陶器の街にちなんだデザインも取り入れられています。
これは昔からある、ジャンボ水指のモニュメント。
土岐市だけではなく、近隣の瑞浪市や多治見市にもこの手の「ジャンボなんとか」っていう陶器で出来たあれこれが観光スポットに設置されています。
土岐市駅が何度もリニューアルされる度にちょこちょこと設置場所が変更になってますが、ずっと土岐市駅を見守ってくれている水指です。
今年の頭頃に土岐市に戻って来てから、ほとんど電車を利用する機会がなかったのですが(すぐ外出自粛期間に突入したし、近隣へは車移動が多いので)、久しぶりに電車を利用する事になり土岐市駅へ向かいました。
改めて駅が綺麗になったなあ、と思う反面、電車の本数が…。もともと田舎なので少な目ではあったし、東京のような「時刻表を見なくてもすぐ来るから大丈夫」という都会と比べても仕方ないのはわかっているのですが、それにしたって少なーい!通勤や通学で利用する場合、乗り遅れたら完全に遅刻するレベルの間隔です。
ついでに土岐市駅でも乗り降りできる市バスも本数がめちゃめちゃ減ってました。
今はもう大人だからいいんですけど、学生の頃は市バスがないと土岐市駅にも街中にも出る事が出来ないってくらい、よく利用してた路線なのでこのままなくなってしまうのかも…と思うと、ちょっと切ないものがありますね。