私が東京から地元に戻ってきて、亡き祖母の畑を引き継ぎあちこち点検していた時にこの無花果の木の存在に気づきました。
無花果なんて植えてたっけ?と家族に聞くと「前からあったよ~、でも、実をつけた事がないよ~」とのこと。誰がいつ植えたのかはわからないのですが、無花果は好きなので、だったら育ててみようじゃないの!と、地道にお世話をした結果。
去年やっと実をつけたものの、収穫直前に動物に持ってかれてしまいました。
で、気を取り直して剪定をしたり、肥料をやったり、水をあげたり、素人ながらに無花果の栽培を続けたところ、今年は8月に一度実をつけたのちに枝ごとダメになってしまい、その後に今度は別の枝に6個も実をつけたのです。
そんなことある???
恐らく、無花果のシーズンとしてはとっくに過ぎていると思うのですが、せっかくついた実なのでひたすら熟す日を待ち続けました。
その間、雨にあたって落ちてしまったり、気づいたらいなくなっていたり(たぶん鳥か動物にやられた)、ひとつ、またひとつと消えていきましたが、最後の最後まで残ったこちらの無花果を無事に収穫する事ができました~!ワッショイ!
めちゃめちゃ小さなサイズですが、でも嬉しいな。ちゃんと無花果っぽい色してるでしょ?
それにしても、勘で無花果のお世話をしているのですが、なんで無花果って花も咲かないのに実がなるんだろうねえ。不思議。気が付いたら枝についてたもんなあ。
はい、待望の無花果の断面図です。
中も思っていたよりちゃんと熟していて、食べてみましたがほんのりとした甘さもちゃんとありました。スーパーで買ってくる無花果の濃厚な甘さには程遠いのですが、素人が栽培したにしては十分じゃないかと。
年々、つける実の数を増やしている我が家の無花果。こうなってくると、やる気も出てくるというものです。来年はまた更に沢山の実を収穫できるように頑張りたいと思います。