わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

コキアの進捗(2023年10~11月)

9月30日

フォックスフェイスの進捗です。
9月に、あまりの猛暑の影響からか、花は咲くのにちっとも実がつかなかったフォックスフェイス。いろいろ試行錯誤の結果、なんとか実がつきました。

 

danmenzukan.hatenablog.com

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

でも、株によってついたりつかなかったり…。茎が太く丈夫な株はどんどん実がつくのですが、細くて弱そうな株は結局ひとつも実がつきませんでした。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

10月7日

10月に入ってからもスクスクと育つフォックスフェイスの実。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

ですが、いわゆる狐の顔のような形をしているものもあれば、授粉がうまくいかなかったからなのか奇形というか途中でダメになってしまう実もいくつかありました。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

10月13日

10月の中旬頃。葉もまだまだ青いですね。この頃はまだ暑かった。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

実も特に変化なし。緑色のままです。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

高さはここが限界だったみたいで、これ以上成長することはありませんでした。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

10月の終わり頃になって、やっと黄色になりかけた実が出現しました。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

11月11日

11月に入ると朝晩が急に冷え込むようになり、私もあんまり畑に出なくなってしまいました。なので、週に1度の観察となってしまったのですが、この頃はすでに岐阜県は寒くて、葉が次々と枯れて落ちてしまいました。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

11月26日

一番早くついた実がだいぶ黄色になりました!
その反面、緑色でかなり大きかった実が次々と地面に落ちてしまい…。寒暖差で色づくと思っていたんですけど、あまりの寒さでダメだったのかも知れません。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

枯れかけた葉もすべて落として、そのまま畑の肥料にすることに。

フォックスフェイスの進捗(2023年10~11月)

そして枝はこんな感じ。もう葉はほとんど残っていません。
黄色になりかけた実だけを摘み取り、玄関に飾っています。本当は枝で刈り取って花瓶にいけたかったのですが、無理でしたね~。
でも今年初めて植えて、しかも種からの栽培にしてはまあまあいい線いったんじゃないでしょうか?種は今年も採取できそうなので、また来年チャレンジすることにします。

【林檎の断面図】サンつがる

【林檎の断面図】サンつがる

ちょっと前なんですけど、長野県に遊びに行った知人にお土産で貰ったりんごです。やっぱ産地なので安かったらしい。でも今年はりんご、不作なんですって。

【林檎の断面図】サンつがる

サンつがる
青森県で生まれたつがるですが、現在は長野県でも多く栽培されています。岐阜県は近いからなのか、長野県産のつがるをよく見かけるかな。つがる、という品種のりんごを袋掛けしないで栽培したものがサンつがるです。

【林檎の断面図】サンつがる

交配親はゴールデンデリシャス×紅玉、少し硬めでシャキシャキした食感とか、ほんのり感じる酸味などは親の特性を引き継いでいるなあと思いますね。

【林檎の断面図】サンつがる

サンつがるの断面図

サンつがるの断面図はこんな感じ。果肉は白に近いけれど、ほんのりとクリーム色です。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

富有柿(ふゆうがき)
今年も始まりました、富有柿。だいたい11月中旬頃から12月頃に出回る品種です。富有柿の発祥の地は岐阜県。なので、当たり前ですが岐阜県に住んでいると地元・岐阜県産がよく出回ります。あとは奈良県でもたくさん栽培されているかな。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

過去の記事でも書いた事があるのですが、富有柿の特徴のひとつがこのまんまるな形です。柿の断面図を見るまでもなく、外見で判断できちゃいます。それから、富有柿はほとんど種が入っていて、購入してから数日おいておいてもあんまり柔らかくならないですね。サクサク食感が特徴的な柿となります。

【柿の断面図】富有柿(岐阜県産)

富有柿の断面図

富有柿の断面図。可愛い。
ちなみに、これ種なしだった訳ではなくて、この反対側にちゃんと種がありました。ちょうどこの線のところにはさまってる感じだった。サクサク食感が心地よく、甘さもちゃんとある柿でした。美味しかった!

【桃の断面図】花えみ

花えみ

花えみ

花えみ
初めて食べる品種の桃です。花えみ。果樹苗木生産販売をしている、株式会社イシドウのオリジナル品種で、公式サイトにはNEWのマークがついていました。

【桃の断面図】花えみ

花えみの断面図

花えみの断面図がこちら。イシドウのHPにしか情報がほとんど無いんですけれど、花えみは山梨県で偶発実生により発見された品種なんだそうです。あ、開発された訳じゃないのね。まんまるとした形をしており、果皮は全体的に濃紅色でした。でも、断面図を見ての通り果肉は白色なのです。
果肉はカリカリ食感。皮離れがあまりよくなかったので、皮ごと食べました。酸味はなく甘かったですね。香りも果汁も少な目で、なんだかりんごのようでした。

【柿の断面図】たねなし柿

【柿の断面図】たねなし柿

和歌山県産 たねなし柿
商品名としてはたねなし柿、と記載があって販売されていたのですが、品種名の記載はありませんでした。JAグループ和歌山・JA和歌山県農の柿です。

【柿の断面図】たねなし柿

引っ繰り返すと、こんなにオレンジ色。ギャップがすごい。

【柿の断面図】たねなし柿

たねなし柿のこのスジがなんか模様みたいで好きで、つい上下に半分にカットしてしまいます。実際は縦にカットしたほうが皮も剥きやすいです。

【柿の断面図】たねなし柿

数個入りで袋に入って販売されていた、こちらのたねなし柿。和歌山のたねなし柿で秋バテを乗り切ろう!とキャッチコピーまでついておりました。どういう事だ?と思ったら、私がその昔に資格を取得した、日本スーパーフード教会認定の柿のようです。ビタミンCが豊富なので、栄養機能食品ということになるらしい。

【柿の断面図】たねなし柿

なんかパッケージもオサレ

これがその袋。柿レスキューって書いてありました。柿のデザインってなんかオサレ系が多いような気がします。