私が住んでいる岐阜県の東濃地方には、栗をはじめとした木の実や果実を使ったお菓子の文化が残っています。土岐市からも近い恵那や中津川は和菓子の栗きんとんで有名な地域です。
先日、お世話になった方にちょっとしたお菓子をお渡しするため、恵那川上屋に行って来ました。私の家から一番近い最寄の店舗はこちらの恵那川上屋 瑞浪店。平日だったのに、沢山のお客さんで賑わっていましたよ~。
恵那川上屋は栗きんとんをはじめとした栗菓子で有名なお店なのですが、和菓子から洋菓子から、クッキーなど日持ちがするお菓子までなんでもあるので、ちょっと気の利いたお菓子が欲しい時にすごく重宝するんです。
2月27日に販売開始されたエヴァンゲリオン × 恵那川上屋=エヴァ川上屋のコラボ商品の特設コーナーがありました!これはエヴァンゲリオン中京圏プロジェクトのコンセプトに賛同した恵那川上屋さんが地域を盛り上げるためにコラボした商品なんだとか。
期間限定の販売となっていますので、気になる方はお早目に~。
ゴミ捨ての後、糖分補給する為に #恵那川上屋(@enakawakamiya)さんで念願のエヴァコラボ版 #バタどら をゲットした…!入り口すぐそば、完全にエヴァの世界でした。#栗山 🌰もめちゃめちゃ美味しかったです。幸せ~☺️💕#エヴァンゲリオン中京圏プロジェクト #エヴァ川上屋 pic.twitter.com/w6plAa6Vtk
— わたなべ まこ@だんめん図鑑 (@danmenzukan) 2020年3月9日
お買い物したあとに、せっかくなのでケーキでも食べて休憩しようかという事になり喫茶コーナー(イートイン)を利用する事にしました。こちらの喫茶コーナーはセルフサービスになるので、まずは席を確保し、そのあとにケーキやドリンクをカウンターで注文します。番号を呼ばれたら自分で取りに行くので、フードコートみたいな感じでしょうか。
ショーケースの中に並ぶケーキはどれも美味しそう…。栗を使ったケーキが多めなのですが、苺を使ったケーキやシュークリームなんかも並んでいます。
でも、せっかく恵那川上屋さんに来たんだしなあ、という事で私は人気ナンバー1の栗山に決めました。
恵那川上屋の一番人気、和栗モンブラン 栗山(540円)。
実は食べるの初めてなんです…!ずっと食べてみたかったので嬉しい。和栗と、それをひきたてるマロンペーストをたっぷりと使っているモンブランです。栗山、というその名の通り、まるで山のようなボリュームです。
マロンペーストには渋皮栗の洋風ペースト、栗きんとんの和風ペーストに、新たにスペイン産のペーストが加わりました。これらのペーストを合わせることで、和栗の風味が一層引き立つんですね。なんだかゴチャゴチャしてそう、と最初は思いましたが、この絶妙な組み合わせが奥行のある味わいに繋がっているのではないかな、と。
栗山の断面図はこんな感じでした。たっぷりのマロンペーストの中には、コッテリ系のクリーム、それらを受け止める土台となっているパイ生地という構成です。
栗味がものすごーく濃厚なモンブラン。
上部のマロンペーストはとにかく「栗」の存在感が強すぎて、甘さもあるのだけど渋みなんかもほんのりと残っていて。
中に入っているクリーム系が甘いので、そこでバランスが取れているような気がしました。パイ生地はサクサク食感で軽いから、コッテリ重さのあるペーストともバランス取れてますね。
恵那川上屋さんの栗きんとんが好きな方は絶対にこの栗山、好きだと思います(断言)。モンブランというより、和菓子の栗きんとんがそのままケーキになりました、みたいな感じのスイーツです。栗、つよつよ。
これは妹がオーダーした人気ナンバー2の栗のケーキ、栗のシブースト(420円)。
の、断面図です。
上部はスフレっぽいような、ふわっふわの軽い食感。食べ進めていくと、下は栗のタルトのようになっていて、そのド真ん中に栗の渋川煮がどーんと1粒、入っていました。シブーストってりんごとかで作られている事が多いのですが、恵那川上屋さんではもちろん栗が入っています。
クリームの中には刻んだ栗が沢山入っているの、見えます?
母がオーダーしたいちごのミルフィーユ(300円)。
パイ生地、サックサク!苺も新鮮で甘酸っぱく、中にはさんでいるまったりと甘いカスタードクリームによく合っていました。ミルフィーユの断面図はこんな感じ。
恵那川上屋さんのケーキ、栗を使っているケーキはもちろん美味しいんですが、その他のケーキも季節によっていろんな新作が登場しますし、どれも美味しいです。
また次の新作が出る頃にお邪魔したいと思います。
恵那川上屋
https://www.enakawakamiya.co.jp/
個人的には渋川煮を使ったタイプのモンブランが好きです