わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【柿の断面図】たねなし柿

【柿の断面図】たねなし柿

和歌山県たねなし柿を購入しました。

この時期、和歌山県のJAから出荷される柿はこんな風にハロウィンバージョンのパッケージに入って出荷されます。たまにシールつきの柿も売っていて、柿に目や口のシールを貼ってハロウィンカボチャのかわりにハロウィン柿を作る事も出来るんですよ。

【柿の断面図】たねなし柿

柿は奈良時代から栽培されていたと言われる、日本古来のフルーツ(いわゆる国果)です。柿の品種はなんと1000を超えるんだとか。すげえな。

私が子供の頃に食べた柿は、大きくてつるんとしている茶色の種が必ず入っていました。たまに水で綺麗に洗って、庭に埋めたりした事もあったっけなあ。
最近は種なしの柿が多く出回っているような気がします。私はどっちでもいいんだけど、種がないとカットする時に楽だなあ、とは思います。

【柿の断面図】たねなし柿

品種がちょっとわからないのですが、今の季節に手に入る和歌山県産のたねなし柿なので、恐らくですが平核無(ひらたねなし)かなあと思います。もう少し早いと刀根早生(とねわせ)の可能性もあったんですけど。

【柿の断面図】たねなし柿

買ったばかりの頃はサクサクとした硬めの食感を楽しみ、日が経つにつれて柔らかくなった頃の食感も楽しめる、優れものだと個人的には思ってます(笑)。どっちの食感も好きだけど、あんまり硬いと食べるのが疲れてしまうので、少し柔らかめくらいが食べやすくて好きかも知れないです。

【柿の断面図】たねなし柿

たねなし柿の断面図

たねなし柿の断面図です。
上から見ると四角い形をしていることがよくわかりますよね。この中に入っている模様も好き!これは子室といって、種ありの場合はこのスジのところに種がちょこんと入っています。

【柿の断面図】たねなし柿

柿の断面図を撮影するためにあえて横方向にカットしましたが、柿はお尻の部分に甘さが集中しているので、本当は縦方向にカットしたほうが甘さが均等にわけられるのでみんなで食べる時にはオススメです。
柔らかくなってきてしまった柿はミルクと一緒にミキサーにかけて、柿のスムージーにしても美味しいんですよ。