岐阜県の夏の銘菓、若鮎の取り扱いがスタートしました。
私は子供の頃から食べていたので、全国的にある和菓子なのかなあと思っていたのですが、ちょっと調べてみたところ、この鮎の形をしている和菓子というものは全国的にもとても珍しいんだとか。
清流で泳ぐ魚をモチーフとしているため、岐阜県(長良川)、京都(鴨川)など、ある程度限られた地区ではないと見られないそうですよ。
なんとなく、子供の頃から虎渓さんと言えば若鮎を思い出すくらい、昔からある和菓子です。また、この時期になると他の和菓子屋さんでも見かけますし、スーパーの市販品の和菓子のコーナーにも並ぶようになります。
中のぎゅうひはモッチモチ!これでもか、というほどモチモチでした。そして、虎渓さんの若鮎の特徴でもあるのですが、青のりが入っているんです。なので、若鮎を口に含むと青のりの風味が一気に広がります。完全に磯の香り(笑)。でも、不思議と違和感がありません。
鮎の形をしている皮はどら焼きのような感じで、優しい甘さの中にほんのりと塩味も感じられて、飽きの来ない美味しさという感じの和菓子でした。
陶都菓匠 虎渓
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