わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【苺の断面図】さがほのか

【苺の断面図】さがほのか

熊本県産はくまモンのパッケージ

熊本県産のさがほのかを入手しました。

さがほのかと言えばその名の通り、佐賀県産ではないの?と思われる方も多いかも知れませんが、実は熊本県でも多く栽培されています。いずれ記事にするつもりですが、熊本県ではさがほのかに代わる熊本県のオリジナル品種を…という事で、のちにゆうべにが開発され、今ではゆうべにも多く栽培されるようになりました。

佐賀県産のさがほのかはリカちゃんのパッケージで出荷される事が多いのですが、熊本県産はこのようにくまモンのパッケージで出荷されています。

【苺の断面図】さがほのか

さがほのかと言えば、いかにも苺らしい円錐形の形が特徴的です。小粒タイプはころころと丸っこい形のものも多いんですけれど、どれも綺麗な形をしています。

【苺の断面図】さがほのか

佐賀県農業試験研究センターにおいて育成された品種で、大錦×とよのかの掛け合わせで誕生しました。そういえば、大錦もとよのかも今はあんまり見かけないかな…。栽培されている地域では出回っていると思うんですけど、全国的には出回っていないんじゃないかな、と思います。少なくとも岐阜県では見かけないですね。

【苺の断面図】さがほのか

さがほのかの断面図

はい、さがほのかの断面図。
そうです、さがほのかと言えば中が白いという苺の断面図としての特徴がございます。果皮はつややかな紅色をしているので、このギャップがたまらないのです。かわいい。

佐賀県を中心に主に九州地方で栽培されているため、佐賀ほのかという名称で出回る事もあれば、逆にほのかで出回る事もあるらしい。

佐賀県は2018年から出荷が開始された、いちごさんに徐々に栽培している品種を切り替えているそうなので、いずれさがほのかを食べる機会がなくなってしまうかも知れません。その前に食べられるだけ食べなくては…!