プラムの品種ごとに食べ比べができちゃう、お得な3個セットの最後は貴陽(きよう)というプラムです。
貴陽(きよう)
とあるフルーツ販売サイトでは、「プラムを超えたプラム」なんて紹介されています。甘みと酸味のバランスが秀逸。プラムをそれほど食べない、という方でも美味しいと感じられる奥深い味わいを持っています。
果皮は赤いものが多いです。そして、こんな風にブルーム(白い粉みたいなの)がついているほうが新鮮。右上部分に見える、黄色いひび割れみたいなものがあるほうが、実は美味しかったりします。
貴陽の断面図です。種が小さめなので、可食部がとても多く食べごたえがあります。私が入手したものは程よく熟していて食べやすく、皮離れもよかったです。
山梨県で誕生した貴陽の交配親は、太陽×小松とされています。太陽を自然交雑させて育成した品種ですが、1996年の品種登録時には太陽×不明とされていました。のちにDNA鑑定により、おそらく小松であろうと推定。赤い果皮は完熟すると赤紫色にもなります。