わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

数年ぶりに帰省したら妹がコーヒー焙煎士になっていた

SweetMemoriesCoffee

ハッキリ言ってコーヒーに関しては素人です

私がコーヒーに興味を持った理由

そもそも、私はそんなにコーヒーは好んで飲まない派でした。
どちらかというと紅茶とか緑茶などのお茶が大好きで、一時期ハーブティーに凝って自分で調合したり、台湾で業者?というくらい茶葉を買い付けたりする事はあったけれども、コーヒーに関してはハッキリ言って素人なのです。
もちろん、スイーツに合わせてコーヒーを飲むことくらいはあるんですけど、そこまでこだわりがないので飲めればなんでもいいや~、という感じでした。

そんな私がこのブログでコーヒーのことを書く事になったきっかけを今日はお話ししたいと思います。

 

danmenzukan.hatenablog.com

 ↑これからこのブログで書いていきたいことをまとめています。

数年ぶりに帰省したら妹がコーヒー焙煎士になっていた

SweetMemoriesCoffee

これがコーヒー豆を焙煎する道具(らしい)

東京で長く生活している間、地元へは2~3年おきくらいのペースでしか帰省をしていませんでした。メールや電話でのやり取りはあったものの、実家に住んでいる家族と会うのは「やっとかめ~(※久しぶり~という意味の方言)」という感覚で。

ところで、私には妹がいるのですが、妹は私とは逆にずっと地元で生活を送っており、仕事も地元で続けていました。いつも私が帰省をする度に仕事が変わっていて、ケーキ屋さんに勤めている時もあればレストランに勤めている時もあったりと、主に食に関する仕事を渡り歩いていたみたいです。
で、数年前に帰省した際に「今なんの仕事してるの?」と聞いたところ、いつの間にやら私の妹はコーヒー焙煎士になっていました。

コーヒー焙煎士とは?

コーヒー焙煎士という職業は特に資格や免許がある訳ではないみたいなのですが、当たり前ですがコーヒー豆を焙煎する事が出来なければコーヒー焙煎士を名乗ることはできません。
妹の場合は地元で美味しいと有名な自家焙煎のコーヒーを提供する喫茶店で長く働く間、マスターに徹底的に仕込んで貰ったそうです。

SweetMemoriesCoffee

焙煎したてのコーヒー豆はアツアツ

自家焙煎とか聞いた事はあるけれど、コーヒー豆を焙煎しているところってそういえば実際に見た事がないなあ、と思い、帰省の間に妹がコーヒー豆を焙煎している様子を見せて貰いました。
コーヒー豆を焙煎する為の道具はいろいろあるのですが、妹が使っている道具は片手でグルグルとハンドルを回し続けるタイプのもので「腕の筋肉が鍛えられそうだなあ…」という感じの道具です。ドラム式ロースターっていうのかな。

↑もっと手軽に焙煎できる道具もあります。

中の豆の状態がわかりにくいので、たまに細長いスプーンのようなものを突っ込み、コーヒー豆の状態を確認しながら焙煎する必要があります。出来上がりのアツアツのお豆さんがこちら。妹は深煎りタイプのようです。
焙煎したてのコーヒー豆は素人の私にもわかるくらい、いい香り…!そのコーヒー豆をザルにあけて、今度はうちわであおいで冷まします。ものすごく重労働です。

SweetMemoriesCoffee

コーヒー豆は焙煎後、なるべく早めに飲み切らないと美味しさも薄れていってしまうので、焙煎したあとはきちんとラベルもつけて管理。そして、コーヒー豆をきちんと計量して袋に入れて…。

SweetMemoriesCoffee

パッケージシールも自分で発注したらしい

完成!これが私の妹が焙煎したコーヒー豆です。

聞けば地元で開催されるマルシェやイベントなどでコーヒースタンドを開設したり、コーヒー豆を販売したり、時にはワークショップなども行っているんだとか。
今までそんな話を全く聞いた事がなかったので、驚きました。妹の中ではコーヒーを仕事にする=好きな事で生きて行く、というビジョンがしっかりとあって、その夢に向かって一歩ずつ行動を起こしていたのです。

妹としては、いずれは店舗を持ちたいのだけど、やはり資金面で苦労をしている部分が大きく、まずは今出来る事を…という訳でイベント出店をメインに活動しているんだそう。
しかし、妹はネット関係に疎いので(本人いわく)、イベント出店の宣伝とかネット通販とかもしなきゃなあとは思いつつも、そこまで手が回っていないんだとか。
じゃあ情報発信が大好きな私がネット関係や告知を担当すればいいんじゃん?という話になり、実は去年あたりから2人であれこれ、コーヒー会議をSkypeなどで行っていたのでした。

コーヒーショップ開業に向けて

とは言え、現実的に資金もまだまだ足りてないですし、店舗を持つのか?それともイベント出店をメインにするのか?キッチンカーを手配するのか?など、具体的にどうするっていう案はなかなか決まらず、どちらかというと「こんな風に出来たらいいねえ」みたいな、ふわっとした感じのコーヒー会議を続ける日々でした。

そんなところに、祖母の他界。
これが、私が地元へ戻るきっかけにもなっていますし、妹にとってもコーヒーショップ開業に向けていよいよ本格的に動き出すきっかけにもなっています。

私の地元は田舎なので土地と家だけはあるのですが、実家の敷地内にあった祖母が生前に住んでいた家がまさに古民家。ちょっと古い建物ではあるのですが、リノベーションすれば古民家カフェとしていけるんじゃない?という事になり、コーヒーショップ開業が一気に現実味を帯びて来ました。
まだ祖母の家の中を片付ける必要がありますし、その他にも解決しなくてはいけない問題が山のようにあるのですが、だったら私もサッサと地元に戻って手伝ったほうがいいよね、って事になり今回スパッと地元に戻って来た次第です。

 

↑今はまだ大量の荷物(ゴミ)を片付ける日々…。

飲み続けているうちにコーヒーに興味が出て来た

池袋にあるCOFFEE VALLEY(コーヒーバレー)のコーヒー豆

池袋にあるCOFFEE VALLEY(コーヒーバレー)のコーヒー豆

さて、コーヒーのお手伝いをする事になったものの、先述の通り私はコーヒーに関しては素人です。なので、まずはコーヒーの事を知るべく東京に戻ってからあちこちのコーヒーショップに足を運びました。コーヒー豆を買って自分で挽いて飲んでみたり、飲み比べをしてみたり、店員さんにお話しを伺ったり…。
勉強、というほどでもないのですが、これまで以上に積極的にコーヒーを飲んでみる事にしたのです。

これまで私があまり興味がなかったので気づいていなかっただけで、私が住んでいた街にも美味しいと話題のコーヒーショップがありました。素人ですが素人なりに、飲み比べをしてみると同じ産地のコーヒー豆でも確かにショップによって味が違う。
コーヒーってこんなに身近にあって、奥深いものだったんだなあ。

西荻窪のあさ市で購入したメリバ珈琲さんのコーヒー

西荻窪のあさ市で購入したメリバ珈琲さんのコーヒー

私自身がコーヒー焙煎士になる訳ではありませんが、携わる以上はやっぱりコーヒーについて知りたい。まずは飲んでみない事には始まらない!と思い、毎日いろんなコーヒーを飲み続けているうちに、最近は自分自身もコーヒーに興味が出てきました。
最近は朝、必ずコーヒーを1杯は飲まないと落ち着かなくなってきた。以前はお茶を飲んでいたのに。変わるもんだなあ。

Sweet Memories Coffee をよろしくお願いします

SweetMemoriesCoffee

SweetMemoriesCoffee

という訳で、今後はいつかコーヒーショップを開業するという妹の夢を陰ながら支えていければなあ、と考えています。
今はまだ家の片づけで手いっぱいですし、いつオープンするかも何も決まっていないのですが、私のこのブログと妹のTwitterほかSNSなどで開業までの道のりをのんびりと情報発信していこうかなあ、と。カフェ開業を夢見ている方って沢山いらっしゃると思うので、何か参考になれば。

当面の間はイベント出店がメインになると思いますので、コーヒーにご興味ある方ぜひぜひ遊びに来てください。また、私自身は素人なのでコーヒーについて色々教えて頂けるとありがたいです。ちなみに酸味よりも苦味を重視しております。

妹がコーヒー焙煎士として活動する時の屋号はSweet Memories Coffeeと言います。イベント出店の際は私もお手伝いなどで参加をする予定です。

祖母が亡くなる前日までいじっていた畑仕事もしつつ、そこで実った野菜や果物を使って何かコーヒーのお供になるようなカフェメニューとかも出せたらいいなあ。
今はそんな事をいろいろと考えるのが楽しい毎日です。