わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

せっかく餌をあげてもガン無視されます

去年だったかな、帰省した時にバッタリ玄関で遭遇したのが、私と野良猫みーちゃんの初めての出会いでした。このへん、田舎なので野良猫に餌をあげる家があちこちにあって、うちの実家も野良猫がやって来るとたまに餌をあげている、というのは聞いていたのです。

野良猫はまるで旅人のようなもの。
数年前に帰省した時に出会ったシマちゃん、シロちゃんはすでに旅立ってしまったと言われ、寂しいな~と思っていた頃に出会ったのがみーちゃんでした。

今年の春に地元に戻り、数カ月ぶりにみーちゃんに会ったのですが、残念ながら私の事は綺麗サッパリ忘れていたみたいで「アンタ誰?」という目で見られる始末。
暇で在宅率の高い私が「野良猫に餌をあげる係」に任命された訳なのですが、餌をあげてもあげてもなかなかみーちゃんは私の事を認識してくれないのでした。
これは3月半ばくらいかなー、餌あげてもガッツリと無視されます。

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

近寄るんじゃねえ、というオーラを感じる背中

いつも餌をあげている父や母には「にゃ~ん、にゃ~~~ん」と鳴きながら近づき、スリスリと甘えて餌をねだっています。
でもね、私が玄関に出て行くとピタッと鳴くのをやめて「なんだお前かよ、チッ!」って顔するんですよ…!このコ!
でも餌はしっかりと食べていくみーちゃん。憎い。そして食べたらごちそうさまも言わずにプイッと背中を向けてサッサとどこかへ消えて行ってしまいます。これは3月下旬くらいですね。めっちゃズームで撮影してるから!なぜなら一歩でも近寄ると風のように去って行くから!

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畑に呼びに来てくれるようになった!

そんなみーちゃんに変化が訪れたのは4月に入ってから。ほぼ毎日、うちに餌をたかりにねだりに来てた癖に、3~4日程姿を見せない日があったのです。
うちの父と母もかなり心配していて、どこかで極秘出産をしているんじゃないか?とか、野垂れ死んでやいないか、と心配しまくってみーちゃんの捜索に乗り出す程でした。でも思い当たる場所、全部見たけど、どこにもいなくてねえ。

ああ、みーちゃんも旅立ったのかな…とションボリしていたら、何事も無かったかのようにヒョッコリと顔を出したのです。私、大歓喜

それから、なぜかみーちゃんのほうから近づいて来てくれるようになりました。私が畑仕事に夢中になっていると、知らない間に畑まで迎えに来てくれてるの…!

 

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

みーちゃんはガニ股さん

わーい、みーちゃん!と近寄ってなでなでしようとすると、またプイッと背中を向けてトコトコと歩いて行ってしまうみーちゃん。

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

ついていくと、いつもの餌を食べる場所でピタッと止まり、空いたお皿をジッと見つめるみーちゃんです。
あ、うん、そうだよね。お腹空いてたんだよね、と慌てて餌をあげる私。畑仕事をしている私を見守ってくれていた訳ではなく、お腹が空いたの催促だった訳なのですが、それでもこれかなりの進歩なんです、私的に。

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

餌を食べている間も私の事はガン無視するので、仕方ないのでみーちゃんの後ろ姿を観察しているのですが、この冬、みーちゃんはむっくむくに太りました。あまりにも急激に太ましくなったので「お腹に赤ちゃんがいるのでは…」と両親が心配してたんですが、ちっとも産まれる気配がなかったし、この時点(4月12日)でもお母さんになったのか、それとも単なる肥満なのか区別がつかないんですよねえ。
それにしても後ろ姿がツチノコにそっくり。

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

猫も気まずい顔をします

4月15日、朝一番で畑に出ようと玄関をあけたらそこにみーちゃんが。
思いがけずバッタリとみーちゃんに会えて私は嬉しかったのですが、みーちゃんも予想外だったみたいで。

 

私がみーちゃんと仲良くなるまでの道のりは長い

でも餌をあげたら一応、食べてくれました。いつもは警戒して外でごはんを食べていますが、この日は中で食べてくれた。でも私が見てると気が散るのか、たまにカメラ目線くれたかと思ってもこの目つきのするどさです。
父は結構、みーちゃんの事をなでなでしてたんだけど(※現在はコロナの影響により猫ファーストのため自粛中)、私がちょっとでも手を出そうもんなら一目散に逃げて行ってしまうので、とりあえず今はそっと見守る事にしています。

いつになったらみーちゃんと仲良くなれるのか。記録していこうと思います。
つづく(不定期)。