3月に苗を植えた苺(女峰と宝交早生)、スクスクと大きくなって来ています。
3月から4月にかけて、岐阜県はまだまだ寒く霜がおりる日もありました。なので、せっかく花が咲いて実をつけても途中でダメになってしまう事が多かったのです。
この画像だと右側、うまく実がついたなあと思ったのも束の間、あっという間に枯れてしまったり。
大雨が続いてしまった日は実が水びたしで腐ってしまったり。
5月に入ってやっと気温があがって来たからなのか、急にグングンと大きく成長しだして、花もポコポコと咲きはじめました。
筆でせっせと人工授粉をしたり、ミツバチやアリに手伝って貰ったおかげで実もほとんどしっかりとつくようになったのです。
ところが、今度はなかなか実が赤く色づかない!どういうことなの!
なので、葉の影に隠れてしまっている実を探し出して、太陽が当たる場所に移動させたり…1日に何度も見回りをしていました。
その甲斐あってか、やっと5月中旬頃になって赤い苺がチラホラと見えるようになって来たんです。収穫時期も近いな~、とホクホクしていた矢先に今度はまた別の事件が起こります。
それはある日、ちょっと体調を崩して朝の畑の見回りが出来なかった日のこと。
代わりに見回りに行ってくれていた母が、苺を見ながら「もう少しで食べられるわね…うふふ」と眺めていたまさにその時!
母の見ている目の前で、鳥がバサーッと飛んで来てあっという間に赤く色づいた苺をかっさらっていったしまったんだそう。本当に一瞬の出来事だったんですって。
で、寝ている私のところに「大変!苺が、苺が…!」と母がやって来て、叩き起こされた私は寝ぼけながらも畑へ。これが鳥にやられた苺です。ガッとつついて果肉をそのまま持ち去ってしまったみたい。なんてひどい事を。
という訳で、とりあえずその場で鳥対策としてカゴをかぶせておきました。
それからすぐにネットで鳥対策について調べて、すぐにホームセンターへGO!
鳥対策については様々な方法があるのですが、ザックリと
01:テグスなどの糸を苺の苗のそばに支柱をたてて張り巡らせる→鳥の羽に絡まるため。鳥は飛べなくなると困るので、糸とかテグスは嫌うそうです。
02:キラキラしたテープや物を飾る→カラス対策に似ているんですが、キラキラ光るものには近づかないらしい
という方法があるみたいです。ホームセンターにもグッズがちゃんとありました。家庭菜園レベルだったら、手芸用の糸とかテープで足りる気もします。
テグスは祖母の農具の棚を漁ればたぶん出てくるよな、と思ったのでわざわざ購入するほどでもないかしら、と思い今回はコレ買いました。苗のかまくら。
5セット入りで400円くらいだったかな。苺以外の苗にも使えそうと思ったので。
出来上がりはこんな感じです。おかげさまでこれを設置してから苺は食べられていませんし、虫よけも出来るので一石二鳥という感じ。
ただ、これ通気性はいいと思うのだけど日差しはどうなんだろうか?ちゃんと通ってるとは思うんだけど赤く色づくペースが落ちたりはしないのかな…?
一応、毎日チェックをする為に中の様子はうかがってはいるのですが。苺以外の苗にも使えると思うので、お値段もお手頃ですしオススメですよ。
#女峰 をついに収穫しました🍓\(^o^)/🍓 pic.twitter.com/TOdR7HrSw3
— わたなべ まこ@だんめん図鑑 (@danmenzukan) 2020年5月25日
そして先日ついに!苺を収穫しました~!嬉しい~!