わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【スイカの断面図】祭ばやし

【スイカの断面図】祭ばやし

今年もうこれで何玉目なんだろう?
大玉スイカを買う合間にちょくちょくとカットスイカも買っているので、なんだかんだ、毎日スイカを食べています。嬉しいな。
さて、今回は熊本県産の祭ばやしという品種のスイカです。

【スイカの断面図】祭ばやし

実は祭ばやしという品種はシリーズというか、後継品種がものすごく多いんですね。このスイカが祭ばやしのどのバージョンになるのかはちょっとわからないんですけど、一般的に多く出回っているのは恐らく「祭ばやし777」じゃないかな。
味と食感がとにかく素晴らしい、スイカのナンバー1品種とも言われている祭ばやし777。

その祭ばやし777には後継品種や姉妹品種が存在しており、例えば祭ばやし8は更に大きく育つとか、祭ばやし11は暑さに強いので高温期の栽培に適しているとか、それぞれ特徴が異なります。

【スイカの断面図】祭ばやし

祭ばやしの断面図

欲張って大きなサイズのスイカを選んでみたのですが、過熟気味だったみたいで、中央部分がバッキバキに割れていました。
ちぇー、割れてるじゃん!と残念がる必要はありません。
実はスイカは、収穫後に追熟するという事がないので、収穫したその瞬間がそのまま食べる時の甘さに繋がります。なので、スイカ農家さんは完熟ギリギリまで畑で転がしてから収穫をするんですね。
つまり、このスイカは見た目はちょっといまいちかもですが、しっかり甘いという事!

【スイカの断面図】祭ばやし

イカの維管束もしっかりと観察できました~。
外側の部分はシャリシャリ食感も残ってましたし、美味しく頂けましたよ。

【スイカの断面図】祭ばやし

割れていた中央部分はシャビシャビ食感ではありましたが、ここが一番甘いので私はとくに気にせずパクパクと食べちゃってます。どうしても、食感が気になる…っていう場合はここだけ取り除いてスイカジュースにしてみてはいかがでしょうか?

イカなんてほぼ水分なので(笑)、そりゃ美味しければそれに越した事はないんですけど、私は水分補給も兼ねてほぼ毎日食べているので、少しの部分でも無駄にせず全部食べきりたいと思います!