わたなべまこのこと

断面図をこよなく愛するわたなべまこのブログ

【桃の断面図】まさひめ

【桃の断面図】まさひめ

まさひめ、という名前の桃を食べました。
交配親がちょっと複雑で、21-18(中津白桃×布目早生) × ‘あかつき’ (21-18(なかつはくとう×ぬのめわせ)×あかつき)となっています。つまり、21-18にあかつきを掛け合わせて、さらに同じ組み合わせで掛け合わせているのですね。

てか、あかつきって結構いろんな桃の親になってるよねえ。交配親として優秀なのか…?あかつき、美味しいもんねえ。

 

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【桃の断面図】まさひめ

まさひめの断面図

まさひめの断面図はこんな感じ。食べた時、すでに完熟していてとても柔らかかったのでなかなかうまくカット出来なかったのが心残りです。しょぼるん。

まさひめの特徴として、果肉がとても赤く色づくというものがあります。種まわりはもちろんの事、皮ギリギリのほうまで全体的に赤く色づいているのがよくわかりますね。栽培過程において、太陽の日差しをたっぷりと浴びたり、糖度がグッと高まるとより赤くなる傾向にあるようです。

【桃の断面図】まさひめ

とても柔らかく果汁がしたたり落ちて来てしまったので、丸かじりはしないでカットしてみました。まだ色づいていないクリーム色の部分と、すでに色づいた赤い部分と混ざってとても綺麗です。見栄えもよいですよね。

ちなみに、まさひめは品種ですが、世界一甘い桃としてギネスに認定されたブランド桃、包近の桃(かねちかのもも)も品種はこのまさひめとなっているんですよ。